ADHDママ、フリーランスで生きる道

注意欠陥強めな働く1児の母。会社員を諦めてフリーランスとしての道を歩み始めた記録

【ADHDライフハック】アルバイト、何を選ぶ?-向いてなかった仕事編

こんにちは。ぽみです。

今回は発達障害×アルバイトについて。

 


ADHD という概念、まさか自分が当事者になるとは思っていなかった大学時代。

こんな私でもいくつかのバイトを経験しました。

今振り返ってみるとADHD の特性によって合う、合わないバイトってはっきり別れていたなと思います。もちろん、同じADHD 、同じ職種でも環境や人間関係によっても働きやすさは変わるので一概には言えない部分もありますが…

 

今回は私がADHDの特性上「向いてなかったな」と思うアルバイトについてご紹介します。

 

発達障害を持ちながらもアルバイトを探している当事者の方、お子さんをお持ちの方に、バイト探しの参考になれば幸いです^^

 

働きにくい度、仕事の難易度を☆でも示してみましたが、あくまでも主観なので参考程度に…。

 

 

バイト体験談: アパレルその1 大型ファストファッション

仕事の難易度 ★★★★☆

働きにくい度 ★★★☆☆

 

はじめてのバイトは大型ファストファッション店。

同じ大学の人で働いてる人も多かったこともあり、ここなら大丈夫かな?と始めました。

マニュアルも整っており、研修を受けながら働く日々。

結果としては向いていませんでした。><

 

向いていなかった理由:マルチタスク

大型ファストファッション店ということで、売り場を スピーディーにしかも綺麗に整頓することが求められます。

今もそうなのかは分かりませんが、耳にインカムをつけていて、仕事をしながら指示やフィードバックが飛んでくるのでてんやわんやです。

 

発達障害の特性として耳から入った情報を理解するのに時間がかかる人も多いと思います。私もその特性がある故、次々と指示が飛んでくるので対応するのに必死で、物凄いエネルギーを使いました。

 

よかったこと:人間関係

大型店舗、かつチェーン店、そして厳しい研修ということもあってか、

しっかりされている方が多かった印象があります。皆さん一生懸命というか。

 

学生バイトも多かったのでお喋りしたりと、仕事内容はさておき人間関係は恵まれていました。今でも連絡を取るバイト仲間も居るぐらいです♪

人数が多いこともあって、人との距離がガッツリ近いわけでもなかったので、

総じてさっぱりしてて過ごしやすい環境でした。

また、じっとしておくのが苦手な私にとって、動き回れるのもいい点でした。

 

お給料もよかったので、マルチタスク、ハードな環境に私がついていけていたらずっと続けていたかもしれないな、と思います。

 

 

バイト体験談: アパレルその2  某アパレルブランド路面店

仕事の難易度 ★★☆☆☆

働きにくい度 ★★★☆☆

 

大きな店舗かつファストファッションではない、のんびりした店舗なら

いけるかもしれない!(服が当時好きだったので)と凝りもせず応募して採用されたのが、20~30代向けファッションブランドの路面店でした。

 

接客や品出し、レジ等 比較的ゆっくりしたペースで出来たのでお仕事自体はとても楽しかったですよ。

 

向いていなかった理由:近い人間関係と長時間シフト

向いていなかった、最終的にやめてしまった理由は「人間関係」

女性スタッフが社員、バイト含め10名程度。

距離が近いのと、女子だけが集まった独特の空気が苦手で、休憩時間も休んだ気がしませんでした。

 

また、これは最初から分かっていたことなので私自身のキャパ不足ですが、

シフトが細かく決められず、大学が休みの日は7~9時間程度のフルタイムシフトが基本。

バイトから帰るとどっと疲れて大学の課題や家事をする余裕のない日々。

数か月働きましたが慣れることはなく退職しました。

 

後から知ったことですが、脳内がごちゃごちゃしていたり、ADHDの特性を隠して擬態化するのに必死で人一倍疲れやすいんですよね、実は。

長時間物理的にも精神的にも拘束されるアルバイトは学生の私にとっては完全にキャパオーバーでした。

 

よかったこと:接客が楽しい!

お客さんとゆっくりお話しして、似合う服を提案したり、喜んでもらえたり…。

人と話すことは大好きなのでその点においてはとても楽しかったです。

 

小さな店舗だったので、素早い売り場整理が求められるわけでもなく、

ゆったりと働くことができたのもいい点でした。

 

バイト体験談: イベントスタッフ(飲食関係)

仕事の難易度 ★★☆☆☆

働きにくい度 ★★★★☆

 

派遣会社に登録して単発のイベントスタッフとして働いたことも。

色んな単発のお仕事がある中で、ホテルで行われる会社のパーティでドリンクを

運んだりするいわゆるコンパニオン的な案件も何度か参加しました。

 

向いていなかった理由:オーダーが覚えられない。

「ビールお願いします!」「お冷ください!」等等 結婚式場のスタッフさんも

そんな感じかと思いますが、歩き回りながら注文されるんですよね。

(そしてメモれない)

 

ニコニコしながら返事はするものの、バーカウンターに飲み物を取りに行っていると

「えっと、なんだっけ」って度忘れするわけです。(短期記憶能力弱すぎる)

 

一度に色んなオーダーをされると頭がごちゃごちゃになるのでプチパニック。

そしてあたふたしていたら、まるで漫画のようにビールをお客さんのスーツに零してしまったことも…。(幸いいい人だったのですが本当に申し訳なかった)

 

時給もよかったのですが、致命的に向いてないと思い飲食系の案件は断るようにしていました。

 

よかったこと:時給がいい

すみません、これぐらいしか思いつきません;;

友人は向いていたようで仕事をテキパキこなしてガッツリ稼いでいました。

器用に立ち回れる人にとっては、単発で融通も利くのでいいアルバイトかもしれません。

 

スピードや体力が求められる仕事は不向き

学生時代、文系の学部だったこともあってかバイトでがっつり稼いでいる同級生が多い中、バイトをしていると日々の学習や家事、日常生活がおろそかになってしまい、

「なんて要領が悪いんだ」と落ち込んでいました。

 

今振り返って、自分自身のADHDの特性上「耳から入る情報を理解して行動するのに時間がかかる」「感覚が過敏で人一倍疲れやすい」「マルチタスクが苦手」はアルバイトにおいて不利になる部分だと感じます。

 

  • スピード感、即座の判断が求められる
  • マルチタスクの仕事
  • 長時間のシフトに入る必要がある
  • 人間関係がよくないor近すぎる

 

は避けた方がよかったな、と思う仕事ですね。

入ってみないとわからない部分もあるかもしれませんが、上記が想定される仕事(コンビニや飲食店等)は避けた方が無難かもしれません。

 

ストレスなく続けられた仕事もあったので、そちらもまた紹介しますね♪

 

|生きづらさを抱える人の力になりたい。

ADHDママぽみの日々|グレーゾーンでも生きやすくなるライフハック

 

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